日曜のウィーンフィルの定期演奏会(サイモン・ラトル)と、今日のドレスデン国立歌劇場(ファビオ・ルイジ)で楽友協会に行ってきた。なんか再来って感じかもしれない。ラトルはハイドンの交響曲の間に現代音楽的なチューンを挿入、ファビオ・ルイジは構成のコンセプトはよくわからなかったけどブラームスの交響曲4番をやるというので行ってみた。
とりあえず、立ち見席には、見覚えのある人たちがいっぱいいた。係の人も見覚えがある人だった。クロークの人が代わったかなあ。単に気のせいかもしれない。
音楽はというと、ラトルの方は完璧といってもいいんじゃないかっていうハイドンに、現代音楽的チューンが不思議に挿入されていた感じ。オックスフォード・シンフォニーが特によろしかったっす。ルイジの方は、まあ本拠地じゃないから仕方ない面もあるとはいえ、ちょっと全体的にボリュームが大きすぎた気がするなあ。繊細な弦楽器の音がつぶれたりしていた気がする。あと妙にティンパニーが張り出していた気が。とはいえそりゃ上手かったですよ。
それにしても、今日気になったのは、右斜め前にいた、言葉から察するに非北京語圏の中国系の人だと思うんだけど、最後の方うるさかったなあ。後ろの(英語の発音から察するに)アメリカ人らしき集団ももちょっとうるさかった。やっぱ椅子がある方が周りの聴いている態度はいいかなあ。でも昔両親が来たときにウィーンフィルの演奏会に行ったら、目の前にいたツアー客と思しき日本人団体の中には、スケッチブックに指揮者(ロリン・マーゼル)の似顔絵書いてる人がいたからなあ・・・・たまたまだろうか。
コンサートで周りがうるさいとちょっと残念な気分になりますよね。
今はどうか分かりませんが、スペインのギターコンサートでは、演奏がヘボだと空き缶やゴミを投げつけられるとか聞いたことがあります。単にうるさいのはまだ良いほうなのかもしれないと思ったり。
なるほどねえ。ウィーンだと、演奏がヘボだと会場から無言で出て行く人が多いかな(クラシック音楽の場合)。何度かそういう場面に出くわしたなあ。あと、妙に現代音楽的(オリヴィア・メシアンとか)な場合に老夫婦で途中退席する、なんてのもあるかな。
周りがうるさいのは、がっかりだね。安い立ち見席だから仕方ないと割り切ってるけど。