『日仏カップル事情 日本女性はなぜモテる? 』(夏目 幸子 (著)、光文社新書、2005)というなかなか面白い本があった。社会学なんだけど、エッセイ風で楽に読める。
何が面白いかって、この本の「フランス」を「オーストリア」に、「パリ」を「ウィーン」に置き換えてもよく当てはまる気がするのね。日本のことが好きな男、といってもサブカルチャーなんだけど、そういう男とか、こちらの”強い”女性を扱えない男とか、逆に「外人と1度は付き合ってみたい」とあこがれている日本人の女性とか、なんだかいろいろ見たこと聞いたことあるようなないような。
本書に「日本人と結婚した人は、その人という個人と結婚したのであって、日本文化と結婚したのではない」という趣旨の記述が出てくる。なるほど、そうだよね。だけど、暗に結婚相手が日本文化を受け入れる、なんていう期待が国際結婚の中ではあるのかも。
ちなみに、こちらでこのブログに表示される広告を見ていたら、JapanCupidという日本人対象の(真面目な)出会い系サイトがちゃんとあるのね。ざっと見てみると、男性は白人系の人が、女性は日本人の登録が多いみたい。同じようなサイトで韓国系の相手探しサイトもあるらしいから、なんとも驚いちゃった。
(全くの余談だが、BGMにかけているMutiのチャイコフスキーの交響曲第5番、やけに速いなあ・・・・)
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