Personenschade……

ドイツ語(オーストリア語?)で、Personenschadeというらしい。なんか響きが日本語と似ているような・・・これは人身事故のこと。

昨日のこと、人身事故で轢かれた死体を見てしまった。

ケルンテン州のSt. Veit an der Glanからウィーンへ戻る列車に乗ったら、「事故で最低90分遅れます」との案内放送。1時間ほどで発車したのだが、発車後10分ほどのところが事故現場で、警察車両などがいたからすぐ現場だと分かるのだけど、隣の線路に置かれた棺桶に入れられているのを見てしまった。場所が築堤の上だったから、一瞬で何が起ったか分かってしまう。グロテスクなのでこれ以上の描写はよそう。

何が動機なのかは不明なのだが、オーストリアでは自殺者が増えているらしく、経済危機とも無縁ではないらしい。日本でも自殺者は交通事故による死者の4倍近くに登るという。

この手の事件が起った時の、運転士の心理とはどのようなものなのだろう?運転士の方にはあまり目線が向かないものだ。社会心理学かなにかの研究対象として興味深いところではないだろうか?また、ずいぶん昔に都営地下鉄の運転士から聞いた話では「よく当たる運転士と全くあたらない運転士がいる」というものがあったが、果たしてそうなのだろうか。だとすれば、こうしたところの要因の解明も、このような不幸を減らすために貢献することになるのではないだろうか?

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