最近の食生活公開。

たまにはウィーンで何を食べているか公開してみるのもよかろう。ということで、覚えている先週の金曜日から書いてみることにする。朝はたいていパン(「トースト」ではない、念のため)に季節の果物(最近はキウイかイチゴ)、コーヒー、牛乳かヨーグルトなので、省略。

金曜日の昼:研究室の人たちと総勢8人で数件隣のレストランでランチメニューのパラチンケン。元は今のルーマニアのトランシルバニアのものらしいが、ハプスブルク時代にウィーンに移入されたらしい。中身はボヘミア風なんとかソースで、人生で食べたものの中で甘さNo.1じゃないかと思うほど甘ったるかった。上に乗っているクリームが甘くないと感じるほどだった。

金曜日の夜:自宅にたくさん友人を招いた。アジア料理は大人気、だがいろいろ食材が届いていないので、簡単に手に入る材料で炒飯と焼きうどんを作った。焼きうどんは好評だった。炒飯もまずまず好評。来てくれた面々はギリシャ風シャフケーゼ(山羊チーズ)入りミートパイみたいなものや、セロリとラディッシュのキッシュなどを持ってきてくれた。

土曜の昼:前日のあまりの焼きうどんを平らげる。さめたままでも美味しかった(<—単に温めるのが面倒だっただけ)。

土曜の夜:友人と外食。ハンバーガー。マクドナルドじゃないよ。もっと大きなちゃんとしたバーガー。パティ(肉)がちょっと焼き過ぎな気がしたけど・・・。

日曜の昼:トマト、挽肉、ルッコラのパスタを作る。5ユーロで買ってきた中華鍋が大活躍。

日曜の夜:入場無料だからと突如呼び出されてジャズライブに行く。そこのお店、肉入りパラチンケンがたった3ユーロだったので食べる。今度は甘くなくて、まずまず美味しかった。たった3ユーロなのに大きめのパラチンケンが2個も来て、太っ腹なお店だ。ちなみに、演奏はほとんど覚えていない。

月曜の昼:金曜日と同じところでやはり研究室の人たちとランチ。ただし天気がいいので外に出ているテーブルで食べる。木陰で気持ちよい。ランチメニューのアイアーノッケルンを食べる。これはニョッキみたいなのを卵を和えて炒めたオーストリア料理。同席した教授も食べていたが、教授は平らげられなかった。それくらいボリュームがあった。快晴の日に木陰で食べるのは美味しい。

月曜の夜:炒飯の余りを消化その1。その後、オペラ座に「ドン・ジョヴァンニ」を見に行く。帰ってきたらお腹が空いたのでソーセージ2本を焼いて食べる。オペラの方は、ウィーン国立歌劇場がケルントナー門跡地脇に移転して140周年を祝うプログラムになっているだけあって、演出も結構凝っていてよかった。それにしても、イタリアで630人、ドイツで231人、トルコで90人、スペインで1003人とは、ジョヴァンニも大変だ。この場面では隣のオーストリア人の前のアメリカ人(ともに女性)が爆笑していた。

火曜の昼:所用で自宅にいたので炒飯の余りを消化して完遂。ちょっと物足りないのでソーセージ1本を焼いて食べる。ちなみに所用とは大家さんに頼んで更新してもらった洗濯機の配送・受取と設置。これで35年か40年くらい前の洗濯機とおさらば。

火曜の夜:日曜昼に作ったパスタソースでスパゲッティーを食べる。ルッコラを入れすぎて最後の方はスパゲッティーを食べているのかルッコラサラダを食べているのかよく分からなかった。ルッコラは食べる直前にソースと絡める方が美味しい。

水曜の昼:研究室の人たちとランチ。隣のアジア料理屋で、揚げ豆腐と野菜の炒め物。野菜はカリフラワーだのインゲンだのが中心。教授とあれこれ喋る。

水曜の夜:豚肉、パプリカ、コーン、玉葱、葱のトマト風味リゾットを作って食べる。初めて作った割りには美味い。レシピの分量通りに作ったら鍋からあふれそうだった。あと3食分くらい残ってしまった。

この中のうち外で食べたもので一番高いのはバーガーで7ユーロ。参考まで、オペラの立ち見は3ユーロ。蛇足が多くなってしまったが、いずれにしても、だいたいどんなモノを食べているかおわかり頂けると思う。一言で言えば、概ね土地のモノを食べている、というところだ。

ちなみに、先週土曜日に閉店間際のスーパーで値引きされて売っていたラディッシュ1束(15セント)と葱2束(1束15セント)、レタス1コ(29 セント)が残っていて、どう料理すべきか迷っている。私の前にレジに並んでいた女性は7束くらいラディッシュを持っていたが、そんなに買ってどうするんだ ろう。ちなみに1束15セントだから7束でも1.05ユーロである。

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